良い教師のいる塾は?
 久々に教鞭をとってきました。まあ、なかなか良いものです。しかし、どこかのテスト会準拠のカリキュラムには問題があるのかもしれませんね。まあ、準拠といっても、日曜日のテストを確実に受けさせているかというとそうではないですからね。
 まあ、逆にテストなれしたいないだけに、問題を解くときに世故に長けた手を使わないだけよいのかもしれませんね。しかし、都心で教えていましたから、地域格差もある程度あるような気がしますね。その意味では教えやすい生徒でしたね。
 しかし、何であんな講座を新設したのやら?ちょっと気になりますね。まさかIR関連でやったのですかね?近頃株価が・・・あまり芳しくないですからね。ちょっと短信でも見てみますかね。上場企業は、こういった情報を流さないといけないので結構厄介なものですね。なるほど3月末が決算のようですね。9月松の中間期のIR情報が、12月に発表ですからちょっと遅いかな?なんて気にするのは・・・まあそれは良いでしょう。
 さて、何処も同じような書き出しですね。景気が悪いといいつつ、さらに別の理由で業績が上がらないという言い訳から始まっていますね。しかし、前年の同中間期比較で1%増の売上を計上しているようですから立派なものです。まあ、近頃景気が悪いですからね。教育費だって近頃カットの対象となっていますから仕方がないですかね?
 まあ、私は本業が別にありますから、ちょっと気分転換のお遊びのようなものでやっていますが、本業としている連中は結構大変なようですね。
 毎日教材だ授業だ保護者会だで結構大変そうです。まあ、昔の仕事仲間はきわめて優秀ですから心配しないですがね。
 しかし、この業界も近頃は結構景気の影響を受けるようです。かつては、不況の時は良い人材が安く取れると豪語していましたが、近頃はそんなところまでお金が廻らないと見えますね。しかし、そこそこ実績を上げた教師のところには仕事が廻ってくるというのが不思議なところですね。
 さて、ちょっと不思議なことを感じました。生徒ではなく教師に関して、それは何かというと、受験屋である教師の質が落ちているのでは?なんって思いますね。以前だと、あのレベルではこんな特訓授業を担当できないと思われる教師が教えているんですね。
 受験屋の本領はなんといっても、入試問題の分析と、それに基づく類題の作成と、それの効率的な教え方にあると思うのですが・・・
 私も現場を離れてすでに2年になりますが、受験屋として上場している企業にお呼ばれして、久しぶりの現役復帰ですが、その様子を見るとちょっと幻滅ですね。まあ、自前の毎週の定期テストとかやっていませんから、教師がそれに携わることがないですから、作問と問題分析、そして教材作成の能力が各人に備わっていることを要求すること自体がナンセンスかもしれませんがね。
 ひょっとすると、あまりうまく行かないかな?なんて思えてきますからね。まあ株価はじりじりと下がっている?か低値で安定しているというのか?まあ、仕方ないことですね。
 残念ながら、教育はある程度の伝統と良い教師集団を維持できるかですね。良い教師集団とは?やはり好奇心に満ち溢れ、最新の入試問題を研究し、最適なものを見出す能力と、生徒をひきつけるものを持った人間ですかね?ドロップアウトの教師なんか要りませんからね!さて、良い進学塾は何処にあるのやら?まあ、良い塾があるのではなく、良い教師のいる塾は何処?というのが正解ですかね。