インターネットビジネスの本質
 どうも、頭の悪い広告代理店に引っかかったようです。新しいビジネスのパターンについての理解が不足し、頓珍漢な答えを返してきました。まあ、一応ネット関連のビジネスを行っていることになっている、伝統ある会社にもかかわらずですがね。
 まあ、インターネットビジネスを行うには、その前提となるインターネットに関してよく理解しておくことが必要です。それなのに、勉強不足で行えば火傷をしますからね。知った振りして答えても、結局は信用をなくすということでしょう。
 そういえば、鳴り物入り行われていたビジネスが、だんだん先細りになるのを、こうして眺めているとちょっとさびしい気がします。まあ、企画がユーザーやクライアントに対して十分に答えられるものではなく、企画のみが先行し、それに、ネットビジネスという話で、投資家が踊らされたのだといっても間違いないのかもしれません。
 まあ、投資家が、ろくな調査もせずに出資して立ち上げ、そして傾いていくという図式なんですかね?
 しかし、ネット関連って話題性は十分ですね。その話題性がどれだけ実を伴うのか?非常に疑問ですね。いま、まともにインターネット商売が成り立っているのは?多分アスクルぐらいでは?そんな気がします。まあ、これから株屋さんが手数料の低額化へ踏み出していますから、きっと成功するでしょうね。何しろ新聞では遅い、電報だ!といってダウジョーンズは成功し、その後の多くの株屋さんで5人の社員に10本の回線なんって電話の導入で頑張っていたところですからね。
 まあ、こういったパターンを考えると、まあ、お金は取れそうもないですね。当分はあくまでも広告媒体程度のものにしかならないでしょうね。
 あ!新聞がありますね。定期購読とはいきませんが、やはり媒体として広告料を稼ぐことが出来ます。それから確固たる地位を情報販売で築いているところですね。
 そうなると、どうも、当分マニアを除く、庶民にはインターネットって、接続料を払う以外にあまりお金を落とす場所ではないということですかね?
 一応インターネット上でおいしいものって、懸賞ぐらいですね。あとはあまり儲かりませんから。しかし、この懸賞応募も、自分の個人データと引き換えに得ているものですからちょっと考え物ですね。
 さて、私も頑張って新しいタイプのネットビジネスを構築してみましょう。いくつかの可能性を見出しましたが、やはり資本がありませんからちょっと大変ですね。
 ただ、インターネットビジネスも形態によっては、初期投資額が極めて低く始めることだって可能ですから、そういった条件を考えて、良いビジネスの形を模索していきたいものです。
 まあ、蕎麦屋がメールで注文を受け、直ちに配達に向かうような時代にならないと、庶民をインターネットビジネスのターゲットとするようにはならないでしょうね。
 現在行われているのは、さしずめ、投資家から金を巻き上げるための虚業に近いですからね。困ったものです。