NTTの戦略が知りたいね!
 へーNTTってお金が有り余っているのかな?国際化に向けて1兆円規模の投資や買収を行おうと言うのですからね。すばらしく強気な?お話ですね。まあ、ネット関連の企業という枠ではなくNTTにとって有益なパートナーという位置付けであるなら別段問題はありませんが、国際化という強迫観念で行っているのであればかなりハイリスクということになるのでしょう。
 まあ、いくらなんでも、買ってみたら・投資してみたら実態がなく、あるのは夢だけであったなんていうと厄介ですからね。
 しかし、近頃IT関連も地に付いた話になってきましたし、ここ数年で株価が非常に高騰したところなんか今後の株価の騰貴による資産価値の飛躍的な向上は見込まれませんから結構厄介なことになるのかもしれません。何しろ成長期には目をつぶってもらえたことが、成長の鈍化と共に目をつぶってもらえなくなりますからね。
 やっぱり、製造技術など実態を持ったベンチャーでないとなかなか難しいのかもしれません。インターネットをおもちゃとしていて、とにかくインターネット上のコンテンツなんかある意味空気みたいなものですからね。しかも、複製は比較的容易ですから、同じことを別の手段で実現するなんかいくらでも出来そうですからね。
 まあNTTの投資は1つにはこの空気みたいな環境の中で、市場占有率を高め、通信市場の覇者であるべく頑張ってやっているのだとは思いますが、巨大な投資を、この空気のような環境に投入するのですから、それ自体非常なリスクであるような気がします。
 さて、インターネット上に必要なものは?確かにインフラとしての通信回線などはそれを支えるものですから必要不可欠なものですね。
 あとは、流れるのは情報ですから、この情報の流れを管理できる地位を築くことですかね。そうなると、分析しその結果を表現できる人間をたくさん用意して、様々なニーズにこたえさせることとなりますかね?つまり、無料のコンテンツにスポンサーをつける形が一番なのかもしれませんね。
 さて有料のコンテンツか、現状で可能性があるのは、音楽ソフトですかね?こちらはそこそこ商売になりそうですね。何しろ、課税をどうするかなんって話がはじめっていますからね。
 しかし、インターネットで課税ってどうするんでしょうか?すでにアメリカでは州を越えた消費税の問題で頭を痛めているようですが?どうなんでしょうね。
 しかし、NTTは何を支配したいんでしょうね?これが問題ですね。まあ、何を求めているのかわかればね。とりあえず、求めているものに対して投資をし、NTTが投資を決めたときに起こるキャピタルゲインでも狙うのですがね。残念なことに、それを見抜けるだけの知恵がありませんね。困ったものです。
 どこかに、知恵の木の実でも落ちていませんかね?そうすればね。でも食べると・・・多分、市場から追い出されるかもしれません。何しろ一人勝ちは許されない世界ですからね。