景気の行方は?
 地方では就職浪人が増加し、失業率も非常に高水準で推移しているようです。倒産件数もかなりあるようです。一体どんな状況やら?
 北海道新聞の記事を見れば、離農希望の農家は15%もあるようだし、後継者のいない農家も55%こちらもなんだか大変ですね。まあ近頃流行らないものは、マンパワーを必要とする業種ですからね。人海戦術的なものって嫌われますね。
 ちょっと北海道新聞の就職情報Doshin就職Netでも見てみますか。あまりありませんね。営業とIT関連の事業をやっているところに限られていますね。
 しかし、景気回復はどうなんでしょう?毎月勤労統計調査 平成12年3月分結果速報なんてありますね。ちょっと眺めてみると、19ヶ月連続で常用雇用が減少しています。まったく困ったものですパートタイマーは増加だって。私は常用雇用者ですが、なぜかパートタイム労働者でもありますね。お小遣い稼ぎなんか必要ないのに、なにやら仕事をくれるところがありますね。
 しかし、面白いのは、常用雇用者の推移ですが製造業は横這い、サービス業が減少、卸・小売・飲食業で落ち込んだ文を回復しているかのような微増となっていますから・・・、サービス業のアウトソーシングが進んできていて常用雇用者を必要としないということなんですかね?そうなると、高度に専門的な分野か、それとも、非常に単純な作業のサービスなのか?ちょっと気になりますね。
 景気回復の兆しは?そういえば春闘はどうなったんでしょうね?確か1997年には変な協定があったような?春闘は隔年にしようなんて不思議なやつでしたね。確か鉄鋼労連でしたっけ?あれもどうなんでしょうね?
 そうね、労働団体でも覗いてみますか。全労連の統計だと、春闘でプラスの回答があったのは・・・あまりありませんね。放送関連ですか?日本労働組合総連合会だと0が結構ありますね。統計の算定方法が違うようでよくわかりませんね。今度まじめに検討してみないと。
 でも、街中の風景を見ると、あまり景気回復しているような感じはしませんね。まあ、以前に比べれば少し明るさは見えますが、なんとなく窮乏生活や耐乏生活になれてきたための余裕のような感じもしますね。
 慣れは怖いのか、それとも少しは明るくなったのか?でも、連休中の様子からすると、安上がりなレジャーが多かったような?気のせいですかね?
 しかし、余裕の表情で遊びまわっているのはやはり学生ですかね?いいご身分だ!
 さて、政府の景気対策は?どうなっているんでしょうか?政権交代が行われたのですから、少しは風向きが変わったかもしれませんが、一体どういった風が吹くのやら?前途は多難ですね。