コンピュータって情報機器?
 統計の捉え方としてはちょっと不思議な書き方をしているものを見つけました。それはコンピュータの出荷が1999年度は1000万台を超え、からーTVの国内出荷台数975万8000台を上回ったということから、情報機器の主役交代が浮き彫りになったなんて記事ですからね。
 まあ、IT流行の昨今、こういった統計の読み方が受けるにもよくわかりますがちょっとね。TVというのが情報機器という位置付けもちょっと気になりますね。TVって確かに情報機器ですが、あまり、情報機器っぽくないですからね。TVが駆逐した物っていうと、別にラジオがなくなったでもないし、新聞がなくなったでもないですね。まあ、娯楽の王様といわれた映画を斜陽にしたぐらいではないですかね。
 でも、コンピュータって情報機器ですか?インターネット端末にするとかネットワークで用いる、百科事典のCDを放り込んでおくとかそういったときに情報機器になりますが、果たしてそういった方面で使われているコンピュータの実数はどんなものやら?非常に気になります。
 まあ、保有台数という面でも一応は、テレビが圧倒的であるとはしているものの、情報機器の主役交代という言い方はちょっとね。年間1000万台の出荷があり、耐久性はコンピュータのほぼ4倍はあるでしょう。何しろコンピュータは腐りやすいですからね。そして、TVアンテナに繋がっていないTVは、まあ、あまりないでしょうね。しかし、電話回線に繋がっていないコンピュータが大部分では?
 結局、コンピュータの地位は巷で話題になるネット関連機器というより、多くは印刷機ではないですかね?ワープロで文書作成?こいつも一般家庭ではあまり使われないでしょうがね。そうなると、買った年には使われる、年賀状作成ですかね?
 しかし、統計というものは魔物かもしれませんね。解釈は様々に取れますから、まあ、少なくともいかなる使われ方をしているかは別としてコンピュータが普及していることは間違いないところでしょうね。しかし、一般家庭でコンピュータがどんな具合に活用されているのか、私にはあまり想像できませんね?私だって、以前は原稿書き中心で、電子ブック版のコンプトンの百科事典が使えることから、ワープロから転向し、そのあたりから、本格的にデータベースをいじるようになりましたからね。それ以前のコンピュータの利用はMSXで業務用のソフトをBASICで作るとかそういったものですからね。紙と電卓の世界をコンピュータ上に移すといったものでしたがね。
 まあ、Windows3.1時代はワープロ&ゲーム、Windows95以降はLANですね。そしてインターネットを細々と、インターネットを大々的に利用するようになったのは、ここ1年半、ケーブルTVの専用回線を引き込んでからですからね。
 まあ、そう考えると、コンピュータってゲームマシンか、置物かというところでは?インターネットも電話回線で接続していたときは、ドライバーのダウンロードとか本当に限られた用途にしか使っていませんでしたからね。
 そういった自分のコンピュータの活用の変遷を見た範囲では、仕事に直結しない部分で考えると、売れているけれども果たしてどんな使い道が家庭内であるのか?ちょっと気になりますね。
 予想としては、子供部屋の備品の1つですかね。これなら出荷台数としては理解できますね。うん!多分これが実際に出荷されたものの行き先の大部分では?まあ、それならゲームぐらいしか使われず、インターネットもチャットにメールを利用するかな。いや、メールは携帯が中心かな?なんだかコンピュータってあまり情報機器なんて感じではないですね。