水道事業も大変か?
 公共事業でのリストラも流行りつつあるようです。仙台市水道局では新年度より、4部20課を2部17課に縮小。部課係長10人を含む31人を減らし、人件費を2億4300万円削減するのだそうです。
 31人の首を切ると2億円以上減らせるんですね、でも市の職員ですから、首切りではなく配置転換ですかね。スリム化といっても、市の職員をトータルで考えるとき、あまり変動がないのかもしれません。
 まあ、公共事業って、採算割れするのがあたりまえに近いものですから、仕方がない面もありますが、予算消化のためにとか、なんとなく立派に見えるようにって、庁舎を新築したりいろいろやってくれていましたからね。
 しかし、仙台市の取り組みもなかなか・・・・?泉区役所東側にある水道局泉庁舎を7億4000万円で市に売却だって?市の水道局が市に売却?これって転売ですが・・・?
 なんだか、借金をして、その金で増資して、その後で減資して現金を生み出して業績が良くなったように見せかける経理上のテクニックのような?そんなことをするんですね。どうも、形式的な手続きによるリストラなんですかね?
 なんだか、よくわからないリストラですね。しかし、不思議なことがありますね。給水戸数は、約39万9000戸(平成10年度)。5年前から4万戸増ですと?しかし、平成6年の約1億3350万立方メートルをピークに減少。本年度は1億3000万立方メートルですって?そんなに、みんな節水に励んでいるんですかね?しかし、どうして?こっちの方が気になりますね。
 まさか、人間が水を飲まなくなった?水を使う機会が減った?ということですかね。水を使う機会が減れば、水道なんか使いませんからね。
 そういえば、仕事場の様子を見ると、水を使う機会が減っていることが感じられますね。だって、水道の水自体を飲むなんてしているのは、あまり見かけませんからね。私は湯沸しポットとコーヒー紅茶の愛飲者ですから水道からの水を使い、そしてカップも使うので必然的に、毎日水道の栓をひねっています。しかし、近頃は1リットル2リットル入りのお茶のペットボトルからラッパ飲みとかそういう女性も多くなってきましたから、水に親しむなんてなくなってしまったのかも知れません。ラッパ飲みだと、湯飲みを洗うこともありませんからね。まあ、合理的な生活というのが、節水の原動力なのかもしれません。
 いっそのこと、水道局がおいしい水のパッケージ化をして、市内のコンビニで他の商品より安く発売したりすれば、そこそこ売れるのかもしれませんね。おいしい水の自動販売機でご家庭で水道の水で洗ったペットボトルを持ていくとつめてくれるとか、そういった形での水の利用を促進させるとかしないとなかなか難しいような気がします。
 でも、1リットルのペットボトルって洗うとなると、1リットル以上の水が必要になりそうですね。そうなると、1リットルのおいしい水と、洗うのに使った1リットル以上の水となると・・・節水には反しますね。