新しい銀行の行方
 イトーヨーカ堂の銀行って、ATMでの手数料を取らないとか、そういったことのようですね。そうなると、他の銀行もちょっと取れなくなるでしょうね。まったく新手のサービスというか、銀行の既得権益に関する部分を切り崩すのですから大胆です。
 まあ1万円引き出して休日に210円も取られたのではちょっとね。あっちでチョコチョコ、こっちでチョコチョコおろしていたら、目減りの度合いがひどいですからね。しかもセブンイレブンのATMが無料化すれば・・・銀行でなんかおろしてやるものか!となりますからね。
 でも、逆に銀行がATMを置くのをやめられるかもしれませんね。だって、支店数ではコンビニとは競争になりそうもないですからね。
 しかし、この前もちょっと疑問に思ったのですが、全国8000店舗にそれぞれいくらずつ現金を置くのでしょうね?結構な金額になるような?でも、手数料がかからなくなるのなら、コンビにはすべて銀行カードでお買い物ができます!なんてなるんですかね?一体どうなることやら?
 まあ、クレジットカードなんか、銀行のカードに吸収されてしまい、果ては電子マネーも消滅?そんな状態に近づいてきたような?
 しかし、ヨーカ堂銀行、斬新ですよね。こうなると、ここに出資する銀行も増加するのでは?なんだ、もうすでに出資予定銀行があるんですか。東京三菱、三和、さくらなど都銀5行に静岡、横浜銀行など地方銀行を加えた計20行が名乗りをあげているし、これからも増加しそうだって?
 どうも、銀行業界は大きな商売の変動期を迎えるのでは?そんなことを予感させるものですね。こうなると、インターネットによる振込みとか、そういったものにも波及しそうです。とにかく、手数料がコンピュータを介することで飛躍的に安くなりそうなご時世ですからね。今後どのような価格破壊が進んでくるやら?
 ネットワーク事業ってどんな未来像を作っていくのでしょうか?そういえば、郵便局のATMも5月の連休は稼動させるとか・・・そのうち24時間年中無休へと近づいていくのでしょうね。そうなると、お金を使うチャンスは、お金を毟り取られるチャンスは増えるのでしょうか?でも、こうやって、預金に手をつけるチャンスが増えると、経済が活性化するきっかけになるような感じもしますね。
 しかし、手数料を0にしてしまうと、新たなサービスを生むことが不可能になるのでは?まさか、現金を引き出すと、○○があたるとか、そういったとんでもないサービス競争がでてくるとか?いずれにせよ、なかなか面白いことになるでしょう。でも、これって、既得権益がないからできることですから、他の銀行に波及するか、それとも潰しにかかるか?気になりますね。
 いつも問題になるのは既得権益ですからね。
探索の資料
 イトーヨーカ堂 セブンイレブンにデニーズに・・・大きくなりましたね。