入港準備!
 入港間近になって、ひょいと船尾を見るとなにやら妙なものが据え付けられていました。どうも高圧ホースがついたものだとわかりましたがちょっと不明でしたね。雰囲気は大砲ですね。なんとなく、非常に違和感のあるものです。大きな大砲ならなんとなく納得できますがね!まあ、結論からすると、大きな空気銃です。これで、岸壁の係船作業員へロープを打ち込むのです。青森港で係船作業の際にパンパンいっていたのはどうもこいつのようだと気づきました。
 今回の旅行では、何しろ荷物が、デジカメとお財布だけで動いていますから、船室まで戻る必要が無いのでゆっくり眺められそうだと、ちょっと得した気分になりましたね。
 だって、車できていると、そろそろ車両甲板へ行かなければなりませんし、荷物があれば、荷物の相手をしなければなりませんからね!
 さて、作業員の人たちが出てきました。係船作業に先立って、色々準備があるようです。格納箱からスピーカーのようなものを取り出したり、通話装置のチェックらしきことをしたり、この大砲のようなやつに圧搾空気を充填したりなかなか準備は大変そうです。この大砲の弾に相当するのが、黒いステージで使うマイクロフォンのような形のものでしたね。
 作業は3人が1組のようです。高い台の上に1人、これがここでの指揮官ですか?そして砲手が1人、そして、まだ役割がよくわからない人が1人いました。
 まあ、もう一人の役割もやがてわかりましたがね。しかし、短い時間で確実な仕事をするためには、予備のバックアップシステムが必要だと実感させられるシーンがこれから展開されていきます。
 さて、そのシーンとは?この後、スピーカーから声が流れてきます。120・100なんて距離をカウントダウンしています。多分、艦橋で測距儀にかじりついて読み上げているのでしょうか?まあ、見ていると、埠頭がどんどん近づいてきます。
 そして、砲手が桟橋を狙って発射しました!


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