もうじき函館!
 ビールを飲んで、ごろごろして、海を眺めなんてやっているうちに、あっという間?に函館が近づいてきます。島のように見える函館山がどんどん近づいてきます。ここまでくると、だんだん入港準備が始まるのではないですかね。
 ちょっと残念なのは天気が悪いことですね、何もかにも灰色に塗りつぶしてくれます。まあ、それなりに趣はありますが、やっぱり夏の好天が良いですね。抜けるような青空と入道雲、限りなく深く青い海なんて良いですね。あとイルカとか周りにいればね!暗い気分なら、そして暗い気分を楽しみたければ、こんな天気も良いでしょう。でも嫌いですね!
 まあ、こんな具合ですね。しかし、船尾から伸びる航跡を見ると、一直線に進んできたのだな!なんて実感が湧いてきます。映画のタイタニックのように船首にいければ楽しいのにね。船首方向を眺めたのは・・・高校の修学旅行でのブリッジ見学のときでしたね。あの後は、船首方向なんか見たことないですね。
 入港の時が近づいたのか?旗旒信号があがります。旗が2つですから、日常業務にかかわるものだということしかわかりませんね。こういったものを見て、何かわかるともっと面白いのですがね。
 そうすれば、もっと色々なものを見て、感じ取れるものが多いでしょうね。無知であることは、目の前に現れていることを理解できないということに通じますからね。人間の生み出したこういった約束事も大切ですし、自然の中に隠された、さまざまなものを見出すためにも、多くの知識を動員する必要がありますからね。
 知ることは、物が見えるようになることなのかもしれません。あれ、また余計なことを考えていますね。でも、見たことも利いたことも無いものを探せなんていわれても見つけられませんからね。見えるということは非常に重要なことのように思えます。
 いよいよ湾内に侵入ですね。昔の国鉄の青函連絡船は函館港の一番奥の方まで入りましたから、ここからが結構長かったような気がします。まあ、見るものがたくさんあったともいえますね。函館ドックの前を通るわけですからね。
 しかし、いまのフェリーは七重浜ですから、函館の外れの方なので、ほぼ直進であまり面白くありませんね。でも、行き交う船がかなりあるので、国際貿易港という気分もほのかに漂っているのでしょうか?