新しい立体視の技術 NTTがなにやら新しい3Dの標示技術を発見した?ようです。原理は2枚の2次元映像を重ねるというやつですね。説明を見た限りでは、立体を明るさの違う2つの前後に並べられた透過型のスクリーンい投影して、その明るさの違いが、奥行きを感じさせる左右の目の視差として感じ取れるというもののようです。よくわかりませんが、液晶パネルを2枚重ねて、前のやつとうしろのやつに同じ画像を標示し、画像のそれぞれの部分の輝度を変化させることで表現するようです。この技術の良いことは2つの画像は同一で、それえぞれの部分の輝度を変化させることで3Dとしますから、3次元の計算を必要としないのでは?単に奥行きのパラメーターが輝度にかわるだけのような感じですからね。 しかし、理論的な解明がまだ済んでいないようなことも書いてあります。果たして全ての人が、この画像を見て、ちゃんと立体視ができるのかちょっと疑問ですね。なんとなく、この立体視の原理が、人間の目の利目に関連がありそうな気がしますからね。なんとなく不安材料があるような?輝度と利目の関係となるとね。まあ、見たものを頭の中で分析して立体と感じるのですから、訓練で見えるようになるのかもしれませんがね。 そういえば、古代エジプト絵画なんって、立体表現のお約束事が、現在の我々と違うようですからね。横向きの顔と、正面を向いた胴体に横を向いた足とかね。 まあ、砂を撒いたような中から立体を見出したり、古典的な左右に2枚の画像を置くやつとか色々手法はあるものです。 でも、ちょっと、面白いですね。左右の2枚の画像の立体視に、ちょっと左右で輝度の違いをつけてみたら?どううですかね?私の目の性質としてわかっているのは、左の目の方がちょっと感度が低いらしいですからね。天体望遠鏡を使って星を見るき、右目のほうが、ちょっと明るく見えるような気がします。まあ、左眼の視野の隅の方の明るさを良く感じる部分を上手に使いこなせないだけかもしれませんがね。 こういった、技術が普及すると、また、新しい表現方法を身につけなくなるといけないということですね。しかし、どうやって、こんな原理を見出したんでしょうか?こっちが気になりますね。 案外2枚のフィルムを重ねてみたら、片方が暗く見えた瞬間、立体的に見えたというところですかね?でも、初めて立体視ができたとき、おい!これ立体に見えないか?なんって、まわりの人に声をかけたんですかね? まあ、こういった新しいものの発見ってすばらしいですね。私も、なにか実験してみましょう。 |