資金の流れは?どうなっているのやら?
 どうも株価の動きが不思議ですね。ネット関連株もいよいよ??ですね。まあ、値動きが上にもあると良いのですが、水に落ちた金槌のように下降を続けているところもありますね。しかし、業績もそこそこ上げつつも株価が下がるってちょっと不思議ですね。確かに高くなりすぎた銘柄もありますがね。
 実はちょっと馬鹿なことを考えました、それはこのところの東京市場の値動きなんですが、IT関連を正当に評価しないで気配だけの売買が行われているのではないかということを気にしているんです。あまりにもニューヨークの二番煎じの値動きのような感じですね。そこで、ひょっとしてですよ。東京市場が閉じた後のニューヨーク市場の値動きとの関連なんですが、東京市場が閉じた後のニューヨークの値動きで、ニューヨークが下がると、東京市場も下がります。そしてニューヨーク市場が上がると東京市場も上がります。これは良いのですが、この時間差が微妙です。だって株価がアメリカ主導なんですからね?
 ここでちょっと気になるのは、ニューヨーク市場の株価が長期間下がりつづけることがないような気がするのに引っかかるんです。まさか日本の資金はアメリカの食い物になっているとか?
 形式的な時差の関係では日本の方が先をいっているはずですが、株価に関してはニューヨークの方が、朝がやってくるのが早いと言うことですね。
 そうなると、米国の投資家は、ニューヨークの資金を引き上げて、ニューヨーク市場の株価を下げ、これにより、東京市場を売り一色に塗りつぶし、株価が下がったときに、少しずつ株価の上昇が起こらない程度に株を買い込み、そこで、下がったニューヨーク市場で株を買いちょっと反発させると、それに連動して、東京市場が活気付くわけです。そうすると、上がった分でさっさと株を売り払ってしまうと・・・しっかりと米国投資家に巻き上げれれてしまうのでは?なんて疑ってしまうと言うわけです。
 しかし、IT関連株なら金曜日の東京市場の閉じた後のニューヨーク市場の値動きが本当に反映するのなら、そして、比較的短期間でニューヨークの株価が回復するのであれば・・・ニューヨークの下げ幅が大きければ、月曜日に買いに入り、月曜の東京市場の閉じた後のニューヨークの成り行きで火曜の売りを考えるとよいのかもしれませんね。
 何しろIT関連は、完全に米国主導の株価ですからね。業績なんか半分、いやほとんど無視で雰囲気だけで米国に右に倣えだとしたら?景気の回復が芳しくないのは、大した生産活動に従事していないIT関連に資金が流れ、現業部門の資金が枯渇しているためとか?まさか、政府の不況対策資金はIT関連株を引き上げるために使われ、IT関連から身を起こした企業の海外投資で、国民の血税(古臭いな!)が海外に流失してしまっているとか?NTTも海外に多額の投資を行ったとか?とても不況の嵐の吹きすさんでいる国とは思えませんね。