AOLの死命を制すソフト?
 AOLが開発中止させようとし、1億ドルで買い取ったソフトってどんなのでしょうね?報道では「通常のネット検索システムを利用しなくてもパソコンからあらゆるデータを検索・入手できる革命的なソフト」というやつですが?でも、結局はインターネットに接続し、巡回して情報を収集し、自前のコンピュータの上でデータベース化するというものなのではないですかね?そうでなければ情報が得られそうもないような気がします。
 でも、巡回内容がデータベース化され普通の検索エンジンを利用する感覚で使えるのなら非常に面白いと思いますね。私なんかも、巡回ソフトにはかなり・・・一日10時間ぐらいはご厄介になっていて日に200M程度データがたまり、結局CDに焼いて保存し、それがたまっていくという図式になっていますね。まあ、これではただ、ためてあるだけですね。
 こういった巡回結果のデータベースを作りながら探索したページのさらに先を読み、関連項目を自ら検索エンジンやリンク情報を多角的に利用して検索してくれるような機能があればよいですね。
 そうだ、TVが番組を選ぶ?で文句をつけていた機能を、私は自分のコンピュータに求めているのでしょうね。でも、これは押し付けられるのではなく、能動的に自分が動くことで、自分の管理化にあるコンピュータが行動することですから許せるかもしれませんね。
 しかし、ソフト開発を1億円で止めさせるのか?1億円かけてもやめさせたかった、検索エンジンそのものの存在を危うくさせるソフトってどんなものなんでしょうね?
 でも、私の経験からすると、楽して手に入れたい、ごく稀に、どうだ、こんなの知らないだろう!なんって自慢したくなる時だってあるかな?なんてところでしょうね。
 私も、時々、同じルートで巡回していたりしますからね。意外と好奇心も長続きしなかったり、同じ所にとどまって動かなくなる時だってありますからね。
 でも、やっぱり、夕方になると、TVをつけて相撲を、ニュースを、野球をなんて視聴のパターンを繰り返している人だっていますからね。そのうち、日替わりの総合芸能サイトとか、日替わりのスポーツサイトとか流行るようになるかもしれませんね。
 結局は、マスメディアとしての形態が、この混沌としたインターネットの中にも徐々に作り上げられていくのでしょう。
 でも、1億円って魅力的ですね。そして、開発を中止したのか最終成果が買い取られたのか良くわかりませんが、このソフトも気になりますね。でも、この手のソフトの可能性というものが明らかとなれば、すでにAOLが開発中であるにもかかわらず1億円という値段をつけたわけですから、同じアイディアによるソフトが、今後、雨後の筍のようにうじゃうじゃ開発され、検索エンジンなど絶滅に追い込むようになると面白いかもしれませんね。
 まあ、データベースの構築は非常に面倒で管理も面倒ですから、検索エンジンはよほどのことがない限り不滅でしょうね。