立派に見えるもの、そして、その裏?
 世の中には結構いかさまめいたものがありますね。結構立派そうな会社が、実は大したこと無かったり、まあ、さまざまですね。
 何かといえば、近頃流行りの上場ゲーム、経営者としてはゲームではない!資金を集める有効な手段である!我々の企業の不断の努力の成果を世に問うためのものぐらいの意気があるのかもしれませんが、システム自体に問題を感じさせるところもあるようです。
 まあ、企業って上場するとちょっと、ものの見方が変わるのかもしれないなんて思いますね。いま、ちょっと係わり合いになっている企業の新規商品に関する最終打ち合わせに行ってきたんです。5月14日、来週ですね。ここから始めるものの準備がまだなんですね!私はてっきり方針であるとか、社外の人間の立場の説明とか、具体的なセールストークなどを聞かされた上で、どのように振舞うべきかなどの指針の説明があるのかと思えば・・・。そんなものは何もなしでしたね。
 商品の説明資料は?無い!じゃあ、あの立派な広告資料や、新聞広告は?あれは上部組織が決定し作成配布したもので、実行の指針とは少し離れている。やれと指示があったが、それについての詳細が上部組織でもちょっと問題になり、誰かが責任を取る形でとりあえずは静かになっている。お客様の動向は?よくわからない。集計結果がきていないところもある。商品名からすると、募集そのものが困難な場合もある。
 なんだか、実施不可能な状況のような感じです。でも一応、参加者からお金は集めてしまったようですから実施あるのみ。ただし、商品の詳細はちょっと不明。でも一週間で形を作って何とかするなんてなりましたね。なんとも場当たり的な?
 まあ、そもそも、この商品の出発点が良くなかったのかもしれませんね。しかし、この会社、一応2部に上場しているし、一応コンピュータシステムなんかを利用することで注目を浴びた会社なんですがね?
 まあ、一応、報告書とかコンピュータを利用して?やっていますがね。まあこれもワードとかそういったもので清書しているだけですけれども、美しい報告書が作れるというのがその会社での評価基準なのかな?なんて思ってしまいました。
 しかし、ちょっとびっくりでしたね。一応さまざまな部門の長らしき人も出席していましたが、あまり具体的な話に煮詰まらなかった感じでしたね。まったくどういった商品になるのやら?
 全体説明のあと、分科会になりましたが、こちらは社外の人間でしたが、分科会としてのスケジュールや商品アイテムに関する提案をする必要も出てくるし、商品説明書のヘッダーデザインとか、仕方が無いのでロゴ入りのこれで行け!なんて、結局出したくも無いものを出す羽目になったし、ちょっと大変ですね。
 まあ、全体の流れとしては、誰かが事業計画を提出し、その中で、さまざまな試算があった上でのGoサインで走り出したプロジェクトらしいですが、噂で聞いていた、商品説明書の外注作業も、値切られて奉仕活動になるのではないか?なんて噂どおりになりましたからね。結局、私が原稿から版下まで、乏しい設備を駆使して作成しないといけない羽目になるし・・・まったく散々ですね。
 まあ、それでも、何とか最高のものを作るための材料はありますからね。何しろ10年以上の蓄積がありますから、なんとでもなるでしょう。
 まったく、内部を見て、立派な会社なら株価もちょっとは落ち着いていますから買っても良いかな?なんて思いましたがちょっと、これではね!遊んでいるお金もあまりありませんからパスですかね!.インサイダーってどこまででしたか?ちょっとそういった範囲も研究しないとね厄介なことですね。まあ役員じゃないし、財務関係の人間でもないですから直接知りえる立場でもないですが、社員の質や資質などはわかるはずですからね!