インターネットの宣伝
 このところちょっと重たい話題が多すぎますね。でも、経済って非常に興味深い現象ですからやっぱり注目してしまいます。ネット関連事業って果たして儲けにつながるか?という命題です。
 じつは、インターネット上の情報って非常に腐りやすい、陳腐化が激しく、複製は無制限に可能です。こうなると、情報の流れをコントロールすることってどうでしょうね?
 何のことはないです。明治時代の新聞縦覧所とかそういったものを考えただけです。明治時代には新聞を読ませて金を取る場所があったようです。まあ、現在の漫画喫茶みたいなところですかね?そういったところで新聞を眺め、まあ別の目的もあったのかもしれませんがね?まあ、そういったところで読み、場合によっては買っていたのかもしれませんね?
 今でも、ちょっと電車の中で隣の人の読む新聞の記事の見出しを見て、買ってみようかな?なんて思いますからね。つまり、何らかの動機付けがあると、購買意欲は湧いてきます。
 そうそう、時代劇の瓦版売りなんかそうですね。いかにも興味深いことがかかれているかのように、口上をのべ、一番おいしそうなところを匂わせて、後は買いなさい!というやつですからね。
 そういえば、香具師の口上なんかも同じですね。六尺の大イタチだよ、こんな大きなイタチはそんじょそこらじゃ見られないよ!なんて言って、実は六尺の板に血がついているとかそういったいいかげんなものもあったそうですからね。詐欺みたいですが・・・こりゃ落語の話ですね。
 まあ、そんな具合にちょっと見られないと、人は中にまで入ってこないということではないでしょうかね?インターネットで、これが上手なのはアダルト系のサイトでしょうね。しかし、いくらインターネット上で匂わせても、知らないものは見つからないというやつですね。ちょうど、瓦版売りが、黙って刷り上った瓦版をひらひらさせたってダメですからね。結果的に見るものですが、実際には耳で聞いて、購買意欲が湧くものですからね。
 さて、意欲が湧くためには何が必要ですかね?こいつは難しいですね。そういえば、秋葉原の駅前には、箱根細工を売ったり、包丁を売ったりしている人たちがいますね。あの口上はすばらしいものです。あれに聞きほれると要りもしないものを買ってしまいますから、なるべく聞かないように、聞くと見たくなりますから、見ると欲しくなりますからね。結局こういったものではないですかね。
 なるほど、遠からん者は音に聞け!近からん者は目にぞ見よ!近づきすぎると切られちゃうんですかね?まあ、そんな感じがしますね。
 さて、そうなるとインターネットって、ちょっと厄介なメディアですね。だって、音に聞くというのは噂にならないといけません。人口膾炙の世界にならないとダメですね。Yahooなんかは知名度が高いですね。昔はヤッホーとか言う人もいましたが・・・ね。
 読みやすい、すなわち語感の良い言葉が必要ということですね。そして言葉が、なんとなく優れたイメージを与えるものというのが必要なんですね。
 まあ、こんなもの光通信なんて良い名前ですね。ソフトバンクもそうですね。ただ、イメージが壊れるときには速そうな感じですがね。
 なるほど、有名人のキャラクター商品とかCMとか場合によっては危険ですね。それでか、近頃そういった、醜聞を絶対に起こさない絵に描いたようなキャラクターがもてはやされるのは!まあ、これも一つの手法ですかね。
 インターネットで宣伝するには?先ず、インターネット外で大声で宣伝しないとダメですね。そして、誰でも一発で覚えられるドメイン名、そして間違いなく入力できるものとなりますね。
 さてさて、一応マニアックな連中の間ではインターネットは普及しましたが、これが一般化するとなると、どうですかね?TVはつければ何かやっていますね。そしてチャンネルも限られていますが・・・インターネットでは、TVのようにチャンネルを変えるとか簡単ですが、インターネットはね、何か目的を持ってアクティブに行動しないと、ちっとも面白くないですからね。何にでも興味を持って、それを追求しようなんていう人間は少ないですからどんなものでしょう?
 さて、ちょっと新しい方針が見えてきましたよ!さすがにインターネット外で騒げませんが、何か方法があるようです。でも、大きな問題は、インターネット内でのコンテンツって無料でないといけないということですね。有料なら、別のところで探せばよいという感じですからね。ただで手に入るものも多い、しかしそれには時間がかかる。時間を取るか、無料というものをとるか?そのあたりの違いですね。でも、少なくとも、新聞はインターネット外の方が安いですね。プロバイダーの接続料でおつりがきます。まして、あの新聞の情報量は半端じゃないですね。あれは安いですね。あれにインターネットが太刀打ちできる日はいつのことですかね?そういえばTVのほうがもっとすごいですね。TV並になれば普及しますね。でも、気になるのはTVの番組欄を見るために新聞を取っている人がいる事実!こりゃ大変だ!だって情報の陳腐化が激しい中、どうやって新聞のような低速のメディアでインターネット内の宣伝ができるのやら?やっぱり、良いネーミングと、ラジオですかね?
 まあ、インターネット内での宣伝って難しいですね!