ネット時代の寵児って?
 プレステ2も戦略物資なんですね。しかし、物って使い方次第ですべて兵器になりそうな気もします。まあ、軍事目的に転用なんて・・・ちょっと面白い気もします。だって、良い大人がプレステをモニターにつなぎ戦略情報をそれから得て、部隊に指揮を伝達するとなりますからね。なんとなく、シュミレーションゲーム?という感じです。ゲームのキャラクターの代わりに、実際の兵器が連動しているという点が異なるだけであとはまるっきり同じですからね。シュミレーションという意味では、すべてのコンピュータが戦略物資となり得るでしょうね。たとえば、昔ながらの乱数表を使った暗号だと、昔のちょっと遅いコンピュータだって、暗号通信装置に簡単になれたりしますからね。
 しかし、現実の兵器と現実の地形データとかを使った戦術レベルのシュミレーションゲームなどが発売されたりすると、軍用にもなり得るゲームということになりますかね?・・・シュミレーションってその意味では現実と虚構の狭間にあってちょっと妙な代物ですね。
 たとえば、コンピュータ上で、出発点を決め部隊を編成し、それを移動させるとします。燃料や糧秣の消費量を計算させるなんて、こういった使い方なら表計算ソフトだって戦略上重要なデバイスとなり得るわけですね。
 しかし、戦争道具で最も大切なのは情報ですからね。インターネットというもの自体だって十分な戦略兵器ですね。だって風評を流してやれば、経済を混乱させることだってできますからね。そして、諜報員からの情報だって、安全確実ですよね。何しろ、普通のホームページを装って詳細な地域情報を流すことだってできますからね。ライブカメラなんてものもありますし。なんだか軍備としては非情にお手ごろなものかもしれませんね。
 平時の通信システムとしては非常にGoodですね。こう考えると、軍事目的に転用されちゃうものって・・・非常に多いのでは?結局情報関連機器ですからね。情報をうまく活用するものがよく生きることにつながるというわけでしょう。
 しかし、困ったものですね、技術の進歩が早すぎますね。かつて、軍事産業への参入というのは高度技術への足ががりでしたがね。そういえば宇宙開発関連もそうでした、しかし近頃は情報技術関連ですね。しかし、ハードウエアではなく、ソフトの面ですかね?いや、それより如何に利用するかというあたりでしょう。だって、手法なども特許として認められる時代ですからね。
 まったく、情報通信面でいうと、有事の際どうすれば通信統制ができるんでしょうかね?スパイなんてどうなっちゃうんでしょうね?暗号化されたメールを山ほど送るとか?ちょっと大変だ、だってどうやったら鎖国できるんだろう?何しろインターネットって核戦争で電話の要になる交換機とか回線がだめになっても、通信文が勝手に生きている経路をたどって目的地に到達するように設計されているわけですからね。海外と交信している回線が1本でもあれば、そこを探し出して到達してしまうわけですから・・・こりゃ難問ですよ!どうもとんでもない代物かもしれませんねインターネットって。
 情報の出所もあいまいで、それが事実であるかそうでないかの判断は各自で行うとなるわけですから、それと同じことが軍事レベルでも行うとなると統制なんて不可能?じゃあどうする?結局最強の兵器は人間ですかね?情報を分析するアナリスト、質の良いアナリストを大量に保有している国が軍事大国ということになるのかもしれませんね。まったくそうですね、ちょっと外国語ができると、個人でも通信社並みの情報収集ができますからね。そして、知識によって情報を整理し、判断材料としていく、なるほど英語ができるかどうかと広範な知識を自在に使いこなすことがネット時代の寵児になれるというわけですね。
 これから、良い生活をしたいのなら、広範な知識と語学力ですね。そうなると最良の教科書は百科事典とインターネットですかね?・・・しかし、不思議です。なぜプレステ2が戦略物資というのから始まってこんなになっちゃうの?まあ、いつものことですがね。自分でもよくわかりませんね。