有珠山噴火
 有珠山が噴火していますね。毎年、夏になるとあのあたりを通りますが、交通機関は現在どうなっているのでしょうか?ちょっと情報収集をしてみますかね?キーワードは有珠山や壮瞥や胆振とか普段あまり使わない地名を使わないといけないですね。洞爺湖なんてキーワードもありますね。
 そういえば昔、このあたりに国鉄の路線がありましたっけ?廃線になる年に通りましたね。洞爺湖温泉街もその前の年あたりに冬に出かけましたっけ。洞爺湖の当時最寄の駅は・・なんでしたっけ?小さな駅で、売店があり、鄙びた良い雰囲気の駅でしたね。そこから雪道を歩き、温泉街まで出かけましたっけ。そのうち写真でも探してみましょう。
 さて、壮瞥町のホームページは順調に閲覧できますが、ここからリンクされている有珠山緊急火山情報と胆振支庁の方へは切れているようです。それから、虻田町情報では国道が閉鎖されているとのことですね。STV(札幌テレビ放送)ここに有珠山ライブカメラが設置されています。噴煙が上がっているのが確認できますね。
 さて、どのような災害が起こるのやら?現在までに、水蒸気爆発という報道ですから・・・水蒸気爆発っていうと、伊豆沖で以前ありましたっけね。マグマから出た水蒸気や地下水が熱せられてできた水蒸気の圧力でまわりの岩石をぶっ飛ばすやつですね。マグマが溶岩として流れ出す噴火とはちょっと違うやつです。有珠山の方の噴火はどうなっているのでしょうかね?冬の火山噴火で、周りには積雪がありますから地面が暖まると雪がとけて泥流でも発生する可能性があるのでしょうか?
 この水蒸気爆発ってまわりの岩石を吹き飛ばすわけですから、山が壊れるということになりますね。そういえば磐梯山の噴火が有名ですね。
 さて、有珠山や昭和新山って溶岩円頂丘とかいうやつでは?トロイデとか鐘状火山や溶岩ドーム、塊状火山とかいうやつでしたね。壮瞥町火山(有珠山、昭和新山)のページの写真を見ると、白いお椀を伏せたような昭和新山がありますね。色からしてもそれらしいですね。流紋岩とか石英の多い白っぽい溶岩って融点が高いので粘り気がやたらと高いようですからね。この粘り気の強い溶岩が塊のまま地下から押し上げられてくるというものなんでしょう。マグマの冷え方と色と溶岩の名前の関係は次のようなものでしたね。
火成岩 色の白っぽいもの 色が黒っぽいもの
深成岩
地下の深いところでゆっくり冷えたもの
花こう岩 閃緑岩 斑レイ岩
火山岩
地表近くですばやく冷えたもの
流紋岩 安山岩 玄武岩
 上の表の深成岩はお墓に行くと良いサンプルが見られますね。近頃の良く磨かれてぴかぴかの墓石を眺めるとき、白っぽく見えるのが花こう岩、真っ黒なやつが斑レイ岩、白っぽくて少し青っぽくも見えるやつが閃緑岩ですね。どれも地下深くでゆっくりと冷えて固まったため、造岩鉱物の結晶が大きく成長しています。
 これに対して、火山岩というやつは、すばやく冷えていますから、造岩鉱物の結晶は成長する暇もなく固まってしまいます。それから、マグマに含まれていた水分や気体などは圧力の低下で膨張し、富士山の溶岩などを見ると、そのガスが抜けた後の小さな穴がたくさんあいていますね。
 そういえば、有珠山のお仲間には、明神礁などもありましたね。この手の石英安山岩質のきわめて粘り気の大きい溶岩を噴出する火山って、強い地震を起こしながら溶岩が土地を押し上げてきましたね、そして頭を地表へ突き出して・・・まあ、有名な麦畑が山になってしまった昭和新山ですね。伊豆新島とか神津島なども流紋岩質の溶岩でしたから似たようなものなんでしょうね。
 どうも、知識偏重ですね。周辺では、避難生活に入り、避難を繰り返すごとに所在が不明になっていきます。このような大きな自然災害が起こると、人間は逃げ回るだけしかできませんね。生命財産に被害が出ませんように・・・遠くからでは祈ることしかできません。
探索の資料
 壮瞥町役場
 虻田町役場
 伊達市役所

FarmersBasket ここの情報が非常に良いですね。きわめて人間的、避難を繰り返すと、連絡がだんだん取れなくなってくるという、災害特有の問題がひしひしと感じられてきます。
胆振支庁
らんらん♪室蘭市 「3月31日午後1時10分過ぎ、有珠山が噴火しました!カウンタがアクセス数の急激な増加により吹っ飛びました。 正確な数は解りません。」なんて書いてあります?有珠山火山活動関連情報リンク集というの充実していますがね・・・。