寝て見る夢と、将来への夢
 夢を見ますね。特に失った尊いものに関して、失ってからわかるんですね。つまらないくらい日常的なものが特に心を揺さぶり悩まされます。まあ、大したことはないのかもしれませんがね。
 このところ、昔の同業者と話をすると、政府の発表とは裏腹に景気は悪いようです。会社がつぶれたとか・・・悲鳴をあげていますからね。
 しかし、インターネット関連だとかITだとか言っている会社は元気が良いですね。資金調達という面では良いですからね。こういった差はどこから生まれるのやら?やっぱり夢ですかね。夢なら覚めないで欲しいような気がします。こちらも、その夢の扱い方が少しはうまくなってきましたからね。これが、大きな利益を生み出す状態になってくれれば最高なんですが、そこまで夢が続くやら?
 企業のホームページを探索していると、更新を諦め、撤退への一歩を踏み出している。すでに撤退してしまった跡が、検索エンジンの中に残っていたりもします。そうなると、夢も消え去ることになるのかと思うと、さびしいですね。
 ちょうど、失ってから気づく大切なものと同じですかね。ふと思い出して、インターネットへ探索を試みると・・・そこには無が待っていたりしますからね。
 まあ、ちょうど、春は別れの時期でもありますから仕方ありませんね。新しいものがくれば、古いものは去っていきますからね。その繰り返し、寄せては返す波のようなもです。しかも、元の水とは違いますからね。それと同じ、鎌倉時代とちっとも変わっていませんね。人間は技術的な進歩は遂げましたが、それだけなのかもしれません。人間の幸せって変わっていないのかもね。でも、人は老いそして、新しい人間と入れ替わっていきます。
 これは、仕方がないことですね。ですから夢も生まれるのかもしれません。昔の人間と同じモチーフで幸せを夢見ているのでしょう。
 しかし、景気が悪いですね。いつになったら景気が回復するのでしょうか?政府の言う景気回復の兆しはどこにあるのやら?私にはちょっと見当たりませんね。春闘もパッとしませんし、大卒の初任給も横這いだし、なんといっても、出生率の低下がすごいですからね。これって、究極の未来に対する不信感の表れではないかと思いますね。総務庁発表の人口推計によれば、65歳以上の高齢者人口は総人口の16・7%にあたる2118万6000人(同67万9000人増)で、過去最高、出生児数から死亡者数を引いた自然増加も21万2000人と戦後最低記録を更新ですからね。どうも、今生きることが大切で、次の世代に夢見ることがないということですかね?
 同じような現象が、過去においてなかったか?ちょっとチェックしてみましょう。未来が見えるかもしれませんからね。