アクセス統計とOS
 近頃、リンクエクスチェンジのサービス主催者がマイクロソフトに変わったのでアクセス統計を別のところに変えてみました。その結果で興味深い結果を得ました。まあなんと大げさな言い方でしょう。まあただのOSの統計ですがね。一応それを掲載しておきましょう。これです。

 まあ、別に何の変哲もないものですが、一応実数調査になりますから、ちょっと考えてみましょう。いまだにWindows3.1を利用しているというのはちょっと驚きです。詳細を見てみると、米国からのアクセスでネットワーク端末として使われていると思われるWindows3.11、つまり日本語版はでなかったネットワーク対応のWindows3.1ですね。私も使っていましたが、近頃386のマシンなどはほとんどいじらないので、セットアップされているだけの状態です。
 そして、Windows95もかなり生き残っています、市場占有率が25%ですからね。多分1998年以前の購入のものということでしょう。多分、導入が比較的早かった企業・大学からのものではないでしょうか?通信端末としてのみの利用なら問題ないですかね?しかし、すでにWindows98がすべてのOSの半数を占めているということですね。ちょっと気になるのはWindowsNTですね。これがすでに1割ですからすごいものです。Windows2000もこのカテゴリーに属するようですから、結構利用者がいるということですね。
 まあ、マイクロソフトの製品だけで、85%以上を占めていますから、これは明らかに寡占のですね。インターネット上では圧倒的なシェアを占めた独占企業であるといってよいでしょう。MacOSも7%程度ですから、ちょっと少ないですね。国内シェアはどれくらいと発表されていましたっけ?
 しかし、気になるのはその他の4%ですね。つまり、きちんと分析されているもの以外ですから、これだけがコンピュータ以外のものとすると、いわゆる通信端末と言うものが普及していないと言うことがわかりますね。逆にいうと、未開拓の分野であると言うことですかね?それとも、コンピュータに太刀打ちできないと言うことを示しているのでしょうか?まあ、ブラウザにしても、そのプラグインにしろ、発達速度が速すぎますから、再プログラミング可能とかそういったものでないとね!したがってシェアの大きいものが対応が早くなりということですね。早ければ当然利用者も増えるということですね。
 どうも、商売はWindowsをターゲットに行えばよいということですかね?しかし、マイクロソフトの分割の動きは?まあ、これだけのシェアを持つと一種の文化ですから、すでに企業の製品という枠を越えてしまっているような?そんな気もします。OSはどうもこの規模になると、営利を目的とした開発と言うものではないようですね。ちょうどWindowsが走るAT互換機の母体がIBMという一企業に発しながらも、IBMのものでなくなってしまったという方向への転換が行われるか、AT互換機と同じような思想で作られたOSが世界標準になるしかないでしょうね。