増税の気配? どうやら着々と増税の準備がなされているような気配です。健康に害があるとされているものや、不健全とされるもに環境に害があるとされるような、社会にとってマイナスイメージがあり。購入について多少の引け目がありそうなものが重点的に狙い撃ちを受けるような感じです。こういったものを皮切りに、徐々に増税していかないとうまくいかないのでしょう。 さて、現在タバコ税の増税が自民党内で画策されているようです。私はタバコなんか吸いませんから問題はありません。しかし、いよいよ始まったぞ!というには十分なもののような気もします。 そういえば、自動車に関連する税金も神奈川県あたりから上がり始めるような話を小耳にはさんだりもしましたね。とにかく国家財政を眺めてみると間違いなく増税をして財政の建て直しでもしないと本当にやっていけなくなる日が近づいてきたのかもしれません。 さて、どんな具合に増税が始まっていくのでしょうか?気になりますね。ちょっと租税についての原則に振り返ってみるとどのようになるかが予測できるかもしれませんね。何しろ経済の原則は通用するはずですからね。 そうすると、原則は?アダム・スミスの四原則にアドルフ・ワグナーが付け加えた九原則というやつを下敷きに考えるのが良いでしょう。 さて、とにかく現在の状況としては財政上の大原則である、十分性の原則が破れているというのが問題ですね。租税は経費の支払いに十分なだけ毟(むしり)り取る必要があるというやつです。ですから増税は必至なんですね!そして、弾性の原則、つまり財政事情に応じて増税・減税が簡単にできるようにしないといけないというやつですね。一般に下方剛性の原則がありそうな?まあこのあたりの財政上の原則で増税が理論付けられることがわかります。ですから増税は必至! そして国民経済上の原則で歯止めがかかるのでしょうから・・・税源選択の原則から、税源は国民所得に求めるが、生産の基盤の資本を損なうことは避けないとまずいというのがありますね。種籾まで食べてはいけないというわけです。そして、税種選択の原則で、毟り取りたいやつからちゃんと毟り取りそうでないところからはなるべく取らないようにしようという奴ですね。消費税はこの原則に反しているかも?だって生活の根源にかかる衣食住のすべてに均等にかかりますから貧乏人だって容赦しませんからね! 公平の原則はそういった不満に対するものなんですかね?特に普遍性の原則などは?これによれば、特権階級に対する免税は認められないそして、租税負担は下々すべてに及ばねばならないとしていますからね!でも、新しく名誉に税をかけると良いかもしれませんね。あなたは経済に多大の貢献をしたのでその功をたたえ税を2倍にしますなんって、政治家などにはすばらしい名誉では?でも収入は安定しないってけられちゃいますかね?それが、平等性の原則の中に盛り込まれているものですかね?例の租税は各人の給付能力に比例すべきであるというやつです。お金の余っているところから毟り取れ!というやつですね。累進課税はこの原則に則っているわけです。そう、金持ちは金持ちなりに平等に犠牲を払わねばならないとしているやつですね。 さて気になる税務行政上の原則です。近頃はこのあたりが変ですね!この中にある明確性の原則が不明確?つまり、税制は、納税者が納付すべき額について、明確に理解できるように制定しなければならないというやつです。高齢者社会に向けてと称しながら・・・ブーブー、保険と称したりあれだって税のようなものでは?それに便宜性の原則で謳われている納税者および徴税者にとって納税あるいは徴税が簡単便利であるように納税地、徴税時期、徴税手続などについて配慮されなければならないとしていますが・・・払いたくないね! そうそして、払いたくないぞ!というわけで最小徴税費の原則でも置いて、徴税にかかる費用なども節減しなさいというわけですね。脱税者の追及の手はどこまで伸びるのやら? まあ、このあたりまでがワグナーの原則ですね。ただ、徴税行為というものは経済活動に対してさまざまな歪を与えます。また、不況対策も本来の自然な経済の営みに対して歪を与えますからね。一応は中立であることが望まれますね。ただ、近頃はどうも偏っているような?そして、公共の福祉という御旗がちょっとおかしな振られ方をしているような?まあ、少なくとも確実なのはこの公共の福祉の中の特殊な「福祉」という名のばら撒きの部分が突出していますからね。このあたりを中心に財源が不足しているし、IT革命にしか頭がありませんし、それに関連しての土建屋仕事の模索ですからね。 まあ、いずれにせよ、奢侈品を中心に増税ですかね?近頃奢侈品ではなくなった車は?多分乗用車と商用車の格差が大きくなるんでしょうね?そうか、物品税の復活なんかもあるかもしれませんね。一応大義名分は立ちそうな?何しろ奢侈品ですからね・・・ |