芸術家が生まれるとき
 なんと、昔の仲間が絵描きになったようですね。私も、ちょっとクリエーターっぽいことをやったりしていますが、ちょっと個展など開く気力はありませんね。
 その昔、写真で展示会を開いたことはありますが、今は昔のことです。2000年5月29日から6月3日まで時間の変容ということでやるみたいですがね。こりゃぜひ行って語らねばなりませんね。
 しかし、時間の変容とはずいぶん哲学的な題名ですね。時間というものは変容するのでしょうか?時間によって変容するものはたくさんありますね。
 花の色はうつりにけりな・・・の世界なら簡単に理解できますがね。まさかダリ張りのものではないでしょうかね?はがきの表を飾る作品には時間の誕生という題名がついていますね。見た感じなかなか難解です。
 時間のはじめってどんなものでしょうか?時間が誕生した瞬間というものは?やはり、光あれ!の世界ですかね?しかし、そういった劇的な感じではありません。なんとなく、青い桃の実を二つに割って、その種を取り出した状態のものが緑のバックに、ちょうど私のページの文字のバックのような色ですね。その上にあるという感じです。
 それとも、宇宙開闢の時の爆発、ビックバンを表現したのでしょうか?難しいですね。
 しかし、すべてのものには時間の種が隠されているような気もします。この世に生を受けたものは、時間の種子を背負い、時の流れを生み出すのに貢献していると考えても良いでしょう。
 その意味では、すべてのものはいつでも時間の種を抱え、その時間の種を発芽させる時を待っているのかもしれませんね。
 こうして、個展を開くという1枚のはがきが、私の中で時というものを考えさせる元になるのですから、このはがきも、1つの時間を刻み、時間の種を発芽させるものであるかもしれない、そういった可能性を秘めているものなのかもしれません。
 そう、可能性の種、これこそ時間の誕生の趣旨なのかも知れませんね。まあ、単なる、私の幻影かもしれませんが、それでも思考の種になったはがきですから。
 時間の変容か・・・時間が凝り固まり芸術に実を結ぶのか?そうであれば、こりゃ時間の変容ですね。人間には歳月を重ねるとそういった変化が起こるのかもしれませんね。まあ、人間がどのような時を送ってきたかで、その人間が決まっていくと考えても良いかもしれませんね。時間が変容して人の形を生み出すのか?
 う〜んわかりませんね。私も、時間の変容という言葉でイメージできるものでも対抗して作ってみますかね?そうそう、私も、ちょっと芸術的なものをはじめましたね。Flashを使ってですがね。やはり、芸術かな?フラッシュを使ってなんかで近頃展開しています。
 まあ、このあたりも、外部からの刺激の産物ですけれどもね。まあ、外部からの刺激って大切です。さて、彼は高名なるゲイジュツカというやつになれるでしょうか?頑張ってもらいたいものです!何しろ夢がありますからね、夢!