ちょっとサウンド・オブ・ミュージック
 オーストリア海軍なんかの名前を聞くと・・・サウンド・オブ・ミュージックを思い出してしまいます。例のジュリー・アンドリュースで有名になったやつですね。かつてはオーストリア・ハンガリー帝国とかのときですかね?バルカン半島あたりの沿岸で海軍をやっていたのやら?ちょっとよくわかりません。
 でも、サウンド・オブ・ミュージックはお気に入りですね。一生懸命見るというのではなく、ミュージカルですから、だらだらと流していても結構楽しめますからね。どうも、あまりまじめでない見方をしています。
 しかし、ヨーロッパの貴族の邸宅は立派なものですね。屋敷の周りは広大な公園のようなものですし、東屋はあるし、屋敷の管理は執事やらなにやらで行われるし、大したものです。舞踏会なども行える大広間、その左右に広がる翼にはどれだけの部屋があるのやら?
 ああいったお屋敷だと来客をもてなすのも簡単でしょうし、楽しいことでしょうね。・・・あ!グレンミュラー物語を思い出してしまいました。違ったベニーグッドマンの方でしたね。ベニーグッドマンの母親が、この屋敷の・・・かわいそうね!というのを思い出します。何がかわいそうだって?掃除ですよ掃除!広大な屋敷を掃除する人ですね。まあ、仕事ですから良いですが、一家の主婦が掃除をするとなると大騒ぎでしょう。
 まあ、現状でのウサギ小屋が掃除を自前でするにはちょうど良いのかもしれませんね。しかし、映画って面白いですね。さまざまなものを体験させてくれます。マリアのような家庭教師に教われれば、マリアのような家庭教師が来てくれたら・・・。しかし、見方によると恋というものは、身分というものはなかなか厄介なもののようですね。伯爵夫人というのも曲者ですね。修道女見習は身分階層からすると・・・良家の子女か?
 ロルフも身分的にはかなわぬ恋をするようですし、ロルフってわかりますか?ナチスかぶれの電報配達夫ですね。確かに貴族階層でない平民には、ナチの政策は受けるでしょうね。心酔者がいて当然。下層階級に夢を与えましたからね。精神の貴族には反感を、本物の貴族には・・・?ですね。まあ、本物の貴族にとっては赤色戦線に対抗しえる騎士であるかのように見えたのでしょうね。
 このあたりがヒトラーのすごいところでしょうね。敵にしたのは?知識階層とユダヤ人ですからね。しかし、大佐はナチの何に反感を抱いたのでしょうかね?ちょっとわかりません。
 まあ、成り上がりものの伍長風情にか、栄光あるオーストリアの兵役を免れるべく・・・そしてバイエルンの兵営に逃げ込み、敗戦国のその伍長風情に徴用されるなんて・・・貴族の名誉が許さなかったんですかね?
 このあたりは映画ではわかりませんね。何しろ恋物語ですから。しかし、あの映画でジュリー・アンドリュース小娘にしか見えませんね、でも20代後半?封切り時には30歳?かな??時には貫禄を感じさせますがね。
 そういえば、私のテープライブラリーの中に本物のトラップ・ファミリー合唱団の歌声があるはずですが、ちょっと見当たりませんね。多分1mと離れていないところの箱の中に入っているはずですが、ちょっと開く気力がありませんね。
 そして、ビデオライブラリーの中にはトラップ家の運営しているロッジの様子が・・・TVでやっていたのが収録されているはずですが・・・こちらも見当たりませんね。まあ、探してもいませんがね。
 でも、インターネット上ではそれらしきものを発見しました。Trapp Family Lodgeヨーロッパ風のロッジですね。やっぱり、亡命貴族も大変です。