ネット関連にも不況の影響か?
 ネット株の調子がちょっとよくないような感じです。近頃の情報通信関連株の低迷を受けてか、上場を延期するなんて言うところもありますね。
 なに?情報関連で3月末から成立しないところもあるって?こりゃ困りますね。出資者がそんなことではちょっと大変です。
 やっぱり、景気回復の兆しというのは、政府の掛け声だけに終わるのでしょうか?こちらの面も気になりますね。ネットの中をうろつくと、結構不景気な話題ばかりにぶつかりますからね。
 これらに対して、経済企画庁長官はなにやら強気のご発言のようで・・・まあ、景気が回復基調にないと、選挙戦は厳しくなりますから当然でしょう。まさか、失政を引きずって選挙なんかにはちょっと打ってでるわけにもいきませんからね。しかし、景気なんか半分気分のようなものですから、これで、景気回復の兆しを多くの人が感じて、消費に走れば問題ないですが・・・失業率は5%への道を着実に歩んでいるようですし、金利も0に張り付いたまま、年内は動きそうもないし・・・そうか00年でしたね。0の年にかけてですかね?
 春闘だって、鳴かず飛ばずのようですし・・・。
 そういえば、風説の流布で困っているところもあるようですね。ベンチャー企業は、その成長率が極めて高いことからいろいろ噂されるようですね。株価も結局気配によって動きますから、風評被害は大きなものでしょう。何しろ、株式は資金調達の大きなポイントですからね。
 昔の、南海会社の泡沫事件などは、株価の上昇による、単なる紙切れであるはずの株券に大きな価値があると信じた人たちが、財産を失ったものでしたからね。1株5万円の株券1000枚発行して5千万円、1株の株価が20万円についていれば、2億円の資産?ですかね。ここで売れば大もうけ、ここで売りそこなうと・・・後は野となれ山となれですかね?
 株ってやっぱり難しいですね。その会社の実力がどこにあるのやら?気配を作るための演出が優れていれば、実質的な利益を上げていなくても、株価の上昇と、それに伴う株式の分割や増資と称する行為によって、株価も資産も動いていきます。そして、生まれた資本を有効に使って、新たなる価値の創造に励んでいてくれればよいですが、なかなかうまくいかないときもありますからね。
 そういえば、ベンチャーキャピタルというものはどうなっているのでしょうか?ちょっと気になりますね。この間から、金融機関の合併とかそういったものに関連して、海外での動きとか眺めていますが・・・そうそう、世界最大の?ベンチャーキャピタルといえば3iですかね。例の英国の企業です。ここのサイトを眺めたいたら、日本にも代理店がありますね。不勉強でちっとも知りませんでした。3i-Kogin Buyouts Limitedという代理店だか支店があるようです。名前からすると、興銀系の会社のようです。ちょっと興銀のサイトでも・・・でも興銀にはIBJ Investment, Ltd.がありますね。興銀インベストメントです。ここの資本は興銀と3iの合弁ですね。ちょっと検索エンジンでも3i-Kogin Buyouts Limitedは見つかりませんね。名前に興銀とあるのですから引っかかっても良いのですが?
 ああ、日本興業銀行のサイトの中のニュースにありまあすね。平成11年4月14日のニュースです。MBO業務に関する合弁会社についてというので説明があります。詳しいことはわかりませんが、興銀側の企業として興銀インベストメントがあり、3i側の企業としてスリーアイ興銀バイアウツ株式会社があるのでしょうか?なかなか不可解な?そういえば、興銀インベストメントは年商不詳ですね。資本金48000万円、社員数21名ふむふむ・・あちこちの会社の株主に名を連ねている会社ですね。なかなか興味深いですね。
 でも、インターネットって、ある程度資本の流れを追跡できるところがすごいですね。私なんかでも、検索エンジンを調べまわると、さまざまな企業の連なりの情報をひねり出すことが片手間でできてしまいますからね。でも、面白いのは、グループ会社というか、資本でつながりのある会社が芋づる式に見つけ出せるって素敵ですね!情報万歳!まあ、このあたりにしておきましょう。